地域名キーワードの攻め方
葬儀社の検索集客で最も重要な「地域名+葬儀」の検索対策を解説。自社サイトの地域情報の充実、Googleマップの活用、コラム記事の戦略まで、地域で選ばれる葬儀社になるための方法をまとめます。

葬儀社の検索対策は「地域名」がすべて
葬儀社の検索対策で最初に押さえるべきことは、葬儀は徹底的にローカルなサービスだということです。東京に住んでいる人が大阪の葬儀社を探すことはありません。検索する人は必ず「地域名+葬儀」で探します。
つまり、葬儀社の検索対策は全国での順位を競うものではなく、自社の対応エリア内で見つけてもらえるかどうかだけが大事です。ここを間違えると、見当違いな施策に費用と時間を費やすことになります。(「全国で1位を取りたい」という相談をたまに受けますが、葬儀社にそれは不要です)
狙うべき検索ワードは3種類に分かれる
葬儀社が狙うべき検索ワードは大きく3つに分けられます。
問い合わせに直結するワード(最優先)
「○○市 葬儀社」「○○区 家族葬」「○○市 葬儀 費用」など、葬儀社を直接探している人が使うワード。問い合わせに最も近いため、最優先で対策する。
比較検討ワード
「家族葬 費用 相場」「直葬と一般葬の違い」「葬儀社 選び方」など、まだどこに頼むか決めていない段階の検索ワード。コラム記事で受け皿を用意し、自社プランへの導線を設ける。
情報収集ワード
「香典 相場」「葬儀の流れ」「喪主 挨拶」など、葬儀に関する一般的な情報を探している検索ワード。直接の問い合わせにはつながりにくいが、サイトの信頼性を高め、「この葬儀社は詳しいな」という印象をつくる効果がある。
サイト内の地域情報を充実させる
「地域名+葬儀」の検索で見つけてもらうには、サイトの中に地域名が自然な形で含まれている必要があります。
ページのタイトルに地域名を入れる
「家族葬なら○○市の△△葬儀社」のように、各ページのタイトルに対応エリアの地域名を自然に含めます。全ページに同じ地域名を詰め込むのではなく、対応エリアごとに分けるのがポイントです。
対応エリアごとのページを作る
対応エリアが広い場合、市区町村ごとにページを作ると効果的です。「○○市の葬儀なら」「○○区の家族葬」のように、エリアごとに対応実績や式場情報を掲載します。
住所や電話番号の表記を統一する
サイト内のすべてのページで、会社名・住所・電話番号の書き方を統一します。フッター、会社概要ページ、式場ページで住所の書き方が微妙に違う、というのはよくある話ですが、検索エンジンが情報を正しく読み取れなくなるため、統一しておくことが大事です。
Googleマップの情報が集客を左右する
「地域名+葬儀社」で検索すると、通常の検索結果の上にGoogleマップの枠が表示されます。ここに自社が表示されるかどうかは集客に大きく影響します。やるべきことは4つです。
会社名、住所、電話番号、営業時間、サービス内容をまず正確に入力する。式場の写真、外観、スタッフの写真を定期的に追加する。すべての口コミに丁寧に返信する。返信があること自体が「この葬儀社はきちんと対応してくれるんだな」という信頼感につながります。良くない口コミにも、感情的にならず誠実に返すことが大事です。
Googleビジネスプロフィールにはお知らせの投稿機能もあります。コラム記事や式場の情報を週1回程度のペースで投稿しておくと、情報が新鮮なプロフィールとして評価されやすくなります。
コラム記事が検索からの入口を広げる
書きやすくて効果の高いテーマ
コラム記事で検索からの流入を増やすなら、次のようなテーマが書きやすく、効果も出やすい。
- 「○○市の家族葬の費用相場」(地域名+費用系)
- 「家族葬と一般葬の違い」(比較系)
- 「葬儀の流れ 逝去から四十九日まで」(流れ系)
- 「香典の相場と渡し方」(マナー系)
- 「直葬のメリット・デメリット」(プラン解説系)
特に「地域名+費用」系の記事は、問い合わせに直結するワードと比較検討ワードの両方に対応できるため、最初に書く記事としておすすめです。
記事からプランページへのリンクを忘れない
記事の中から、関連するプランページや事前相談ページへのリンクを設けます。「家族葬の費用相場」の記事なら、文末に「当社の家族葬プランはこちら」のリンクを設置。情報を探しに来た人を、自然な流れで自社サービスの案内につなげます。
リンク購入や地域名の詰め込みは逆効果
葬儀社の検索対策で避けるべきことも明確にしておきます。
お金を払ってリンクを買う
検索エンジンのルール違反です。見つかるとペナルティを受け、検索結果から大幅に順位が下がります。(いまだにリンク販売の営業メールが来ますが、全て無視で構いません)
地域名の不自然な詰め込み
「○○市 葬儀 ○○市 家族葬 ○○市 費用」のような不自然な繰り返しは逆効果。検索する人にとっても読みにくく、検索エンジンからも評価されません。
他サイトの文章のコピー
他社サイトや葬儀関連メディアからの文章をそのまま使うと、検索エンジンに「同じ内容」と判定され、検索結果に表示されにくくなります。
地域に絞った対策なら3〜6ヶ月で変化が見え始める
地域を絞った検索対策は、全国規模の対策に比べて競合が少ないため、比較的早く成果が出ます。対応エリアの規模にもよりますが、基本的な対策を始めてから3〜6ヶ月で順位の変化が見え始めるのが一般的です。
Googleマップの情報整備は、もっと早く効果が出ることもあります。2〜4週間で変化が見え始めるケースもあるため、まずはGoogleマップの対策から始め、並行してサイト内の対策を進めるのが効率的です。
最後に
葬儀社の検索対策は、地域名での検索で見つけてもらうことが軸です。自社サイトの地域情報の充実、Googleマップの情報整備、コラム記事による検索からの入口づくり。この3つを並行して進めます。
全国で上位を取る必要はありません。自社の対応エリア内で見つけてもらうことに集中するのが、最も費用対効果の高い投資です。
サイシアでは、葬儀社に特化した検索集客の支援を行っています。詳しくは葬儀社のSEO対策・LLMO対策をご覧ください。