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建設会社HPの制作費用

建設会社のホームページ制作にかかる費用の相場。テンプレート型とオリジナル型の違い、施工写真の撮影費用、更新体制の組み方まで、見積もり時に確認すべきポイントを解説します。

建設会社HPの制作費用

建設会社のホームページ、作るといくらかかるのか

「ホームページを作り直したいけど、いくらが妥当なのか見当がつかない」。建設会社の社長さんからよく聞く相談です。Web制作の見積もりは業者によって差が激しく、20万円で作れるところもあれば200万円を超える見積もりが出ることもある。この差がどこから来るのか、建設業の場合にどのくらいの費用が適正なのかを整理します。

結論から言うと、建設会社のホームページ制作費用は大きく3つの価格帯に分かれます。テンプレート型で20〜60万円、オリジナルデザインで60〜150万円、採用機能も含めた本格的なサイトで100〜200万円。自社の目的に合った価格帯を選ぶことが、費用対効果を最大化するポイントです。

価格帯別の特徴を整理する

テンプレート型 20〜60万円

既存のデザインテンプレートをベースに、自社の情報を当てはめていくタイプです。制作期間は1〜2ヶ月が目安。ページ数は5〜8ページ程度で、トップページ、会社概要、施工実績(5〜10件)、対応工事一覧、お問い合わせの基本構成です。

テンプレート型のメリットは、費用を抑えつつも見た目がしっかりしたサイトが作れること。デメリットは、デザインの自由度が低いので他の建設会社のサイトと似たような印象になりやすいこと。

「今ホームページがない」「10年以上前に作ったサイトのまま放置している」という会社は、まずテンプレート型でしっかりしたサイトを作るのが現実的です。30万円前後のサイトでも、施工実績の写真さえ良ければ十分に戦えます。

オリジナルデザイン 60〜150万円

自社の強みやブランドイメージに合わせて、ゼロからデザインを起こすタイプです。制作期間は2〜4ヶ月。ページ数は10〜20ページ程度で、施工実績をカテゴリ別に整理したり、対応エリアごとのページを作ったり、細かくコンテンツを設計できます。

建設業は工事の種類によって受注単価が大きく違います。住宅リフォームなら1件100〜500万円、商業施設の内装なら1件500万〜2,000万円。受注単価が高い工事を狙う場合、ホームページの見た目が安っぽいと「この会社に数千万の工事を任せて大丈夫か」と不安を持たれてしまう。元請けとして法人案件を取りに行くなら、オリジナルデザインの方がおすすめです。

採用強化型 100〜200万円

ホームページに営業機能だけでなく、採用ページを本格的に組み込んだタイプです。先輩社員のインタビュー、一日の仕事の流れ、福利厚生の詳細、研修制度の紹介など、求職者向けのコンテンツを充実させます。

建設業界は慢性的な人手不足です。求人サイトに掲載するだけでは応募が集まらない会社も多い。自社ホームページの採用ページが充実していると、求人サイトで興味を持った人が「この会社をもっと詳しく知りたい」と検索してきたときの受け皿になります。100名以上の規模で、年間を通じて採用活動を行っている会社はこの価格帯になることが多いです。

施工写真の撮影費用は別途かかることが多い

建設会社のホームページで、見た目の印象を最も左右するのが施工写真です。ところが、制作費に写真撮影が含まれていない業者が多いので、見積もり段階で必ず確認が必要です。

プロのカメラマンに施工現場を撮影してもらう場合の費用は、1回あたり5〜15万円が相場。完成物件を3〜5件撮影するなら、合計で15〜40万円程度になります。

「撮影費用が高い」と感じるかもしれませんが、建設業において写真の質はホームページの効果に直結します。スマートフォンで撮った暗い現場写真と、プロが撮った明るくアングルの良い写真では、同じ工事でもまったく印象が違う。

ある外壁塗装の会社では、施工実績の写真をすべてプロに撮り直したところ、ホームページからの問い合わせが月3件から月8件に増えたそうです。撮影費15万円の投資で、年間の受注額が数百万円増えたことになる。(建設業は1件あたりの受注額が大きいので、写真の投資は最もリターンの大きい費用です)

日常的にスマートフォンで撮影する体制も重要

プロの撮影に加えて、日常的に現場の職人さんがスマートフォンで写真を撮る体制を作っておくことも大事です。工事中の写真は「作業の丁寧さ」を伝えるコンテンツになる。整然と並べられた資材、養生がしっかりされた現場、チームで作業している風景。こうした写真は、プロに毎回頼むよりも、現場で撮った方がリアリティがあります。

撮影のルールは簡単。施工前・施工中・施工後を、できるだけ同じアングルで撮る。明るい時間帯に撮る。これだけで十分です。写真の管理にはGoogleフォトの共有アルバムを使えば、現場の写真が自動的に本社と共有されます。

更新体制(CMS)の有無で長期コストが変わる

建設会社のホームページは「作って終わり」ではなく、施工実績を継続的に追加していくことが重要です。この更新をどうやるかによって、長期的なコストが大きく変わります。

施工実績の追加を毎回制作会社に依頼する場合、1件あたり5,000〜10,000円の更新費用がかかるのが一般的です。月に2〜3件の実績を追加するとして、年間で12〜36万円の更新費用。これが毎年続きます。

一方、自分たちで更新できる仕組み(CMS)を最初から組み込んでおけば、更新のたびに制作会社に依頼する必要がなくなります。CMSの導入費用は初期費用に10〜30万円程度上乗せされますが、年間の更新費用がほぼゼロになるので、2年目以降は確実に元が取れます。

WordPressが最も一般的ですが、最近はNotionやmicroCMSのような使いやすいツールを組み合わせる方法もあります。ITに詳しくない社員でも「写真を選んで、工事内容を入力して、公開ボタンを押すだけ」で実績ページが追加できる仕組みを作っておくのが理想です。

見積もりで確認すべき5つのポイント

制作会社に見積もりを依頼する際、以下の5点は必ず確認した方がいいです。

  • 写真撮影の有無 制作費に含まれるのか、別途費用なのか。含まれない場合の撮影費用の目安
  • 施工実績の更新方法 自分たちで更新できるのか、毎回依頼が必要なのか。更新1件あたりの費用
  • スマートフォン対応 今どきのサイトなら当然対応しているはずだが、念のため確認
  • 月額の維持費用 サーバー代、ドメイン代、保守費用。月5,000〜15,000円が相場
  • 公開までの期間 テンプレート型なら1〜2ヶ月、オリジナルなら2〜4ヶ月が目安

見積もりは最低でも3社から取るのがおすすめです。金額だけでなく、「建設業のホームページを作った経験があるか」も重要な判断基準。建設業の商習慣や許認可の仕組みを理解している制作会社の方が、的確な提案をしてくれる可能性が高い。

ホームページの費用対効果を計算してみる

建設業は1件あたりの受注額が大きいので、ホームページの費用対効果は他の業界と比べて圧倒的に高くなります。

仮にホームページ制作に100万円をかけたとして、ホームページ経由で月に2件の問い合わせがあり、そのうち1件が成約する。受注単価が200万円なら、初月で制作費を回収できてしまう計算です。

もちろん、すべての問い合わせが成約するわけではありませんし、成果が出るまでに半年ほどかかることもあります。それでも、年間の受注額ベースで考えれば、ホームページへの投資は確実にペイする。(逆に、ホームページがないことで逃している仕事があると考えると、機会損失の方がよほど大きい)

最後に

建設会社のホームページ制作費用は、テンプレート型で20〜60万円、オリジナルで60〜150万円、採用強化型で100〜200万円が相場です。どの価格帯を選ぶかは、会社の規模と目的によって決まります。

ただし、どの価格帯でも共通して言えるのは、施工写真の質が費用対効果を最も左右するということ。写真にだけはお金をかける。これが建設業のホームページ制作における一番のポイントです。

サイシアでは、建設会社に特化したホームページ制作を行っています。施工写真の撮影ディレクション、CMSの構築、採用ページの設計まで含めて対応可能です。まずは費用感を知りたいという方は、建設会社向けホームページ制作のサービスページからお気軽にご相談ください。

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