葬儀社サイトのページ構成
葬儀社のホームページに必要なページ構成を解説。トップページ、プラン紹介、費用案内、式場紹介、事前相談ページなど、問い合わせにつながるサイト設計の具体例を紹介します。

葬儀社サイトはページの「構成」で問い合わせ数が変わる
葬儀社のホームページは、ページの「見た目」よりも「構成」で問い合わせの数が決まります。どんなにデザインが良くても、必要な情報が見つけにくければ問い合わせにはつながりません。
葬儀社サイトに必要なページを優先度順に整理します。上位のページほど問い合わせへの影響が大きいため、予算が限られている場合は上から順に作っていくのが現実的です。
トップページは「安心感」と「すぐ連絡できる導線」で決まる
葬儀社サイトのトップページは、「安心感」と「すぐに連絡できる導線」の両立が求められます。
あるべき要素を挙げます。
- 対応エリアの明示(「○○市・○○区対応」)
- 24時間対応の明記
- 電話番号(スマートフォンでタップ発信できるサイズ)
- 事前相談ボタン
- 主要プランの概要と費用感
- 式場の写真(1〜2枚)
トップページで最も大事なのは「このエリアに対応しているか」と「すぐに連絡できるか」が瞬時に分かること。スクロールしなくても電話番号と対応エリアが見える設計が理想です。
プランページはプランごとに個別で作る
家族葬、一般葬、直葬、社葬など、プラン別に個別ページを用意します。1ページに全プランをまとめると情報が混在して分かりにくくなるため、プランごとに分けるのが原則です。
各プランページに載せておきたい内容を並べます。
- プラン名と総額費用(税込表示)
- プランに含まれるサービスの一覧
- オプション料金
- 当日の流れ(タイムライン形式)
- このプランが向いている方の特徴
プラン比較表を別途用意し、「家族葬と一般葬の違いが分からない」という人が一目で比較できるようにしておくと、サイト内を複数ページ見てもらえるようになり、問い合わせにもつながりやすくなります。
費用案内は独立ページで透明性を出す
葬儀社選びで最も重視されるのが費用の透明性です。費用ページは独立させ、分かりやすくまとめます。
まず総額表示。「○○万円〜」だけでなく、基本プランに何が含まれるかを明示します。「火葬料・搬送費・ドライアイス・祭壇・遺影写真を含む」のように具体的に書く。追加料金が発生する場合は、「どんなケースで」「いくら」かかるかを事前に示しておくと、問い合わせ後のトラブルを防げます。
実際にかかった費用の事例(匿名可)を2〜3件掲載するのも効果的です。「家族葬 15名 総額○○万円」のように具体性があると信頼度が上がります。
式場の写真が葬儀社選びの決め手になる
自社式場がある場合、式場の雰囲気は葬儀社選びの大きな判断材料になります。
載せておきたい情報を挙げます。
- 式場の外観・内観写真(5枚以上が望ましい)
- 収容人数
- 設備情報(控室、駐車場台数、バリアフリー対応)
- 住所・アクセス(Googleマップ埋め込み)
- 式場ごとの特徴(「1日1組貸切」「宿泊可能」等)
写真のクオリティが重要です。暗い印象の写真は避け、自然光が入る明るいトーンで撮影する。プロカメラマンに依頼する価値があるページです。
事前相談ページは問い合わせの受け皿として最重要
葬儀社サイトで最も大事な「問い合わせの受け皿」です。
ページの構成で効果が高い要素を挙げます。
- 事前相談のメリット(「急な時に慌てないために」「費用を事前に把握できる」等)
- 相談方法の選択肢(来館、電話、オンライン、LINE)
- 相談の流れ(3ステップ程度で簡潔に)
- 「無料です」「しつこい営業はしません」の明記
- 問い合わせフォーム(項目は最小限に)
フォームの項目数は少ないほど送信されやすくなります。「名前」「電話番号」「相談内容(自由記述)」の3項目で十分。住所や詳細は後から電話で確認すれば問題ありません。(項目が10個以上あるフォームを見かけますが、あれは自分で問い合わせのハードルを上げているだけです)
お客様の声は検討者への最強の後押しになる
実際に利用された方の声は、検討段階の方に対して最も強い後押しになります。
掲載にあたって気をつけたいポイントがあります。
- ご遺族の同意を必ず得る
- 「スタッフの対応」「費用面」「式場の雰囲気」など、検討者が気にするポイントに触れた声を選ぶ
- 匿名でも構わないが、「○○市 60代女性 家族葬」のように属性があると説得力が増す
- 3〜5件あれば十分。数が多いより、質が高い声のほうが大事
コラム記事は検索からの集客入口になる
検索からの集客の入口として機能するコンテンツです。「葬儀の流れ」「香典の相場」「家族葬と一般葬の違い」など、検索されやすいテーマで記事を作成します。
記事から自社のプランページや事前相談ページへのリンクを設けることで、情報を探しに来た人を問い合わせにつなげられます。
更新頻度は月1〜2本で十分です。大事なのは頻度よりも、1本1本の質と「実際に検索されるテーマかどうか」です。
スタッフの顔が見えるだけで問い合わせは増える
信頼性を補強するためのページです。
- 会社名、所在地、設立年、代表者名
- 対応エリアの一覧
- 年間施行件数(公開可能であれば)
- スタッフ紹介(顔写真+資格+一言メッセージ)
特にスタッフ紹介は効果が大きいです。(「どんな人が来るか分からない」という不安は、葬儀社選びで最大の壁です)顔が見えるだけで、問い合わせの心理的なハードルが大きく下がります。
最後に
葬儀社サイトに必要なページは8種類。すべてを最初から揃える必要はありませんが、トップページ、プランページ、費用案内、事前相談ページの4つは最低限必須です。
費用の透明性、事前相談への導線、スマートフォンでの操作性。この3つを軸に設計すれば、ポータルサイトに頼らない自社集客の基盤が整います。
サイシアでは、葬儀社に特化したサイト設計とページ構成の提案を行っています。詳しくは葬儀社のホームページ制作をご確認ください。