Dental Clinic

「地域名+歯医者」で検索上位を取る方法

歯科医院が「地域名+歯医者」「地域名+歯科」の検索で自院サイトを上位に表示させる方法を解説。診療科目別ページの作り方、地域名の自然な入れ方、医療広告ガイドラインの制約まで整理します。

「地域名+歯医者」で検索上位を取る方法

歯科医院のSEOは「地域名+歯医者」の1語に集約される

歯科医院を探している人が検索する言葉は、実はかなり限られています。「渋谷 歯医者」「船橋 歯科」「新宿 歯科医院」。地域名と業種名を組み合わせた2語がほぼすべてです。

「虫歯 原因」「歯周病 治し方」のような情報系のキーワードで記事を書いている医院もありますが、これで上位を取っても来院にはつながりにくいです。読んでいるのは全国の人で、その医院の商圏に住んでいる可能性は低いからです。

狙うべきは商圏内の人が使う言葉に絞ること。地域名を含む検索で上位に出ることが、歯科医院のSEOの目的です。

なお、Googleマップの枠は検索結果の上部を占めるため、そちらの対策も並行して進めるのが前提になります。この記事では、マップの下に表示される自然検索の枠で上位を取る方法を扱います。マップ側は歯科医院の集客はGoogleマップが最優先にまとめています。

「歯医者」と「歯科」は別の言葉として扱う

同じ意味に見えますが、検索する人によって使う言葉が違います。一般の患者さんは「歯医者」を使うことが多く、「歯科」「歯科医院」はやや改まった言い方です。実際の検索でも、両方に一定の量があります。

自院サイトの中に、どちらの言葉も自然な形で入っているかを確認します。トップページのタイトルが「〇〇歯科医院」だけで終わっていると、「歯医者」で検索した人に見つけてもらいにくくなります。「〇〇市の歯医者|〇〇歯科医院」のような書き方にしておくと、両方の検索を受け止められます。

「歯医者 近く」「歯医者 日曜」といった組み合わせも多いので、診療時間や休診日をトップページに分かりやすく書いておくことも効いてきます。

診療科目ごとにページを分けると入口が増える

トップページ1枚で「地域名+歯医者」を狙うのは、競合が多い地域ほど難しくなります。入口を増やすには、診療科目ごとにページを分けるのが基本です。

一般歯科、小児歯科、矯正歯科、インプラント、ホワイトニング、口腔外科、予防歯科。それぞれを独立したページにすると、「地域名+小児歯科」「地域名+矯正歯科」といった検索の受け皿になります。この組み合わせは競合が少ないぶん、上位を取りやすいです。

1ページに詰め込むと共倒れになる

よくあるのが、診療案内という1枚のページにすべての科目を並べてしまうパターンです。これだとどの検索にも中途半端にしか対応できません。

科目ごとにページを分けたら、それぞれで治療の内容、対象となる症状、治療の流れ、費用の目安、通院回数の目安まで書きます。1ページあたり1,500字前後の分量があれば、内容として十分に成立します。

自費診療は別枠で考える

インプラントや矯正は、地域名と組み合わせずに「インプラント 費用」「矯正 期間」といった形で検索されることも多いテーマです。自費診療の集患については切り口が変わるため、インプラント・矯正の検索で自院サイトを上位に表示させる方法で別に扱っています。

地域名は不自然にならない形で入れる

地域名を含む検索で上位に出るには、サイトの中に地域名が書かれている必要があります。ただし、同じ地域名を何度も繰り返すのは逆効果です。

自然に入れられる場所は決まっています。ページのタイトル、トップページの冒頭文、アクセスページの住所と道順、診療科目ページの見出しの一部。この4か所に入っていれば十分です。

隣接する地域名も拾っておく

歯科医院の商圏は、行政区の境界とは一致しません。隣の市や、最寄り駅が別の路線にある地域からも患者さんは来ます。

アクセスページに「〇〇線〇〇駅から徒歩5分。隣接する△△市、□□区からもお越しいただいています」といった一文を入れておくと、その地域名で検索した人にも見つけてもらえる可能性が出ます。ただし、実際に来院実績のない地域名を並べるのはやめたほうがいいです。来た人が「思ったより遠い」と感じるだけで、成果につながりません。

医療広告ガイドラインの制約を踏まえて書く

歯科医院のサイトは、医療広告ガイドラインの対象になります。SEOのために書きたい内容が、そのまま書けないケースがあります。

「痛くない治療」「必ず治ります」「日本一の技術」といった表現は使えません。治療前後の写真を並べる場合も、治療内容、費用、リスクや副作用を併記する必要があります(出典 厚生労働省「医療法における病院等の広告規制について」)。

制約はありますが、書けることは十分にあります。使用している機材、滅菌の体制、担当する歯科医師の経歴、治療にかかる回数と期間。こうした事実ベースの情報は制限を受けませんし、患者さんが本当に知りたい情報でもあります。

患者さんの声は書き方に注意する

体験談は説得力がありますが、歯科医院のサイトでは扱いが難しい部分です。医療広告ガイドラインでは、治療内容や効果に関する体験談の掲載が禁止されています。

一方で、待ち時間、スタッフの対応、院内の雰囲気、説明の分かりやすさといった、治療効果以外の感想であれば掲載できます。「説明が丁寧で不安が減った」「予約が取りやすい」といった声は、初めての患者さんが知りたい情報でもあります。

判断に迷う場合は、掲載前に制作会社や保健所に確認しておくと安心です。公開後に指摘を受けて修正するほうが手間もかかります。

更新は診療科目ページの追記から始める

ブログを毎週書くのは現実的ではありません。診療の合間に記事を書き続けられる医院は多くないです。

それより効くのが、診療科目ページの追記です。よくある質問を1つ足す、費用の説明を具体的にする、通院回数の目安を追記する。既存ページの中身を厚くしていくほうが、新しい記事を量産するより順位に効きます。

追記のネタは日々の診療の中にあります。患者さんから同じ質問を3回受けたら、それはページに書くべき内容です。

最後に

歯科医院の地域名SEOは、診療科目ごとにページを分けて、それぞれに地域名を自然な形で入れる。これがほぼすべてです。記事を大量に書く必要はありません。

医療広告ガイドラインの制約はありますが、事実ベースの情報を丁寧に書けば十分に上位を狙えます。むしろ制約があるぶん、正確に書いている医院が評価されやすい領域です。

サイシアでは、歯科医院の診療科目や商圏に合わせた検索対策を支援しています。ガイドラインへの配慮も含めて対応していますので、お気軽にご相談ください。

歯科医院のSEO対策・LLMO対策について詳しく見る

FROM STRATEGY
TO GROWTH.

お問い合わせ・ご相談会社資料ダウンロード