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お寺の集客はGoogleマップから

「近くのお寺」「近くの永代供養」で検索する人が増えています。お寺がまず取り組むべきはGoogleマップの情報整備。基本情報の入力、写真の投稿、口コミの集め方と返信まで、費用ゼロで始められるGoogleマップ対策の手順を解説します。

お寺の集客はGoogleマップから

「近くのお寺」「近くの永代供養」で探す人が増えている

永代供養や樹木葬を検討している人、御朱印巡りをしている人の多くは、スマホでGoogleマップを開いて近くのお寺を探します。「○○市 永代供養」で検索すると、検索結果の一番上に地図と寺院名、口コミの星が並びます。ホームページの一覧よりも先に表示されるこの枠に自院が出てこなければ、そもそも候補に入りません。

ホームページには力を入れているのに、Googleマップの情報は何年も放置されている、というお寺は少なくありません。正直なところ、ホームページの前にGoogleマップの整備が先です。無料で使えて、しかも検索結果の最上部に表示される。使わない理由がありません。

Googleビジネスプロフィールの情報が半端だと候補に入らない

Googleマップに表示される情報は、「Googleビジネスプロフィール」というGoogleの無料サービスで管理します。ここに登録されている内容がそのまま検索結果に出るため、情報の充実度が集客に直結します。

まずやるべきは基本情報の確認です。寺院名、住所、電話番号、Webサイト、参拝・受付の時間。これらが正確に入っているかどうか。意外と「電話番号が旧番号のまま」「受付時間が空欄」といったケースがあります。情報が不正確だと、Googleからの評価も下がります。

提供しているものを「サービス」として登録する

Googleビジネスプロフィールには「サービス」という項目があり、提供している内容を個別に登録できます。「永代供養」「樹木葬」「納骨堂」「御朱印」「ペット供養」など、参拝者や検討者が検索しそうな言葉で登録しておくと、関連する検索でヒットしやすくなります。

ビジネスの説明文も750文字まで入力できます。ここには寺院の宗派や歴史、永代供養・樹木葬の有無、アクセス方法などを書いておきます。「○○駅から徒歩5分」「駐車場20台完備」「永代供養30万円〜」といった具体的な情報が効果的です。

写真は「境内の雰囲気」が伝わるものを定期的に追加する

写真を登録しているお寺とそうでないお寺では、クリックされる率に差が出ます。永代供養や樹木葬を検討している人は、「どんな雰囲気の場所に納骨するのか」をとても気にします。写真がないと、その不安を解消できません。

撮るべきは、山門や本堂などの外観、境内の様子、永代供養墓や樹木葬の区画、庭園や四季の風景です。墓所の写真は、検討している人が最も見たい情報の一つです。スマホで撮った写真で十分なので、わざわざカメラマンを呼ぶ必要はありません。

写真は一度で終わらせず、月に2〜3枚を継続的に追加するのが効果的です。桜や紅葉などの季節の風景、行事の様子、御朱印など、ネタは探せばいくらでもあります。定期的に写真が追加されているプロフィールは、Googleから「活発に運営されている」と判断される傾向があります。

口コミの数と返信で表示順位が変わる

Googleマップの表示順位を左右する要素の中でも、口コミの数と評価は大きなウエイトを占めています。これはGoogleが公式に「クチコミ数とスコアがローカル検索結果のランキングに影響する」と明言しています(出典 Google ビジネスプロフィール ヘルプ)。

お寺は口コミを集めにくいと思われがちですが、御朱印をいただいた参拝者や、永代供養の見学に来た方に、自然な形でお願いすることはできます。「よろしければGoogleで感想をお寄せいただけると励みになります」と一言添えるだけです。やらせのレビューを書くのは絶対にいけません。ガイドライン違反でプロフィールが停止されるリスクがあるうえ、不自然なレビューは読む人にも伝わります。

口コミにはできるだけ返信する

口コミを見ている人は、内容そのものよりも「お寺側が反応しているか」を見ています。返信があるだけで、丁寧な対応をしてくれるお寺だという安心感につながります。

良くない口コミにも、感情的にならず誠実に返すことが大事です。まず感謝を伝え、指摘を受け止め、改善の意思を示す。反論や言い訳は書かない。第三者が読んだときに「誠実なお寺だな」と感じてもらえる返信を心がけます。高評価の口コミには「ご参拝ありがとうございました」程度の短い返信で十分です。

投稿機能でお知らせや行事を発信する

Googleビジネスプロフィールには「投稿」機能があります。SNSのように、テキストと画像をセットで公開でき、検索した人の目に入ります。

投稿に向いているのは、年間行事の案内(お盆法要・彼岸会・除夜の鐘など)、永代供養や樹木葬の見学受付のお知らせ、季節の境内の様子、御朱印の情報です。頻度は週1回が目安で、毎日投稿する必要はありませんが、月1回だと少なすぎます。

投稿に時間をかける必要はありません。スマホで境内の写真を撮り、2〜3行のコメントを添えるだけで5分ほどで済みます。曜日を決めてしまえばルーティンにできます。

ホームページがなくてもGoogleマップだけで集客は始められる

「まだホームページがないから集客対策はできない」と思っている方がいますが、それは誤解です。Googleマップの対策はホームページがなくても始められます。

Googleビジネスプロフィールに必要な情報を登録し、写真を追加し、口コミを集め、投稿を続ける。これだけで「○○市 永代供養」「近くのお寺」の検索結果に自院が表示されるようになります。費用ゼロで今日から始められて、効果が出るまでの期間も比較的短い。最初の一手として、これ以上効率の良い方法はありません。

もちろん中長期的にはホームページもあったほうがいいです。永代供養の詳しい費用や申込の流れ、仏事のコラムはホームページでしか伝えきれません。ただ「何から手をつけていいか分からない」なら、まずGoogleマップの整備から始めるのが現実的です。

最後に

お寺の集客でまずやるべきことはシンプルです。Googleビジネスプロフィールの情報を正確に埋め、境内や墓所の写真を定期的に追加し、口コミを集めて返信し、週1回の投稿を続ける。特別な知識も費用も必要ありません。

Googleマップの対策は、一度整えれば終わりではなく、続けることで効果が積み上がっていきます。目安として3ヶ月ほど継続すると、表示順位に変化が見え始めるケースが多いです。

サイシアでは、お寺・寺院のGoogleマップ対策・SEO対策を支援しています。「何から始めればいいか分からない」という方は、お寺・寺院のSEO対策・LLMO対策をご覧ください。

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