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整骨院のHP制作費用の相場

整骨院のホームページ制作にいくらかかるのか。制作費の相場、予約システム連携の有無で変わる費用、月々のランニングコスト、格安制作で失敗するパターンを具体的な金額とともに解説します。

整骨院のHP制作費用の相場

整骨院のホームページ制作費用は25〜50万円が一般的

整骨院のホームページを制作会社に依頼した場合、費用の相場は25〜50万円です。5〜7ページ構成で、トップページ、院長紹介、施術メニュー、アクセス、問い合わせフォームを含む標準的な構成がこの価格帯に収まります。

10万円以下で作れるサービスもあれば、100万円を超える見積もりが出ることもあります。この幅の大きさが「結局いくらかかるのか分からない」という不安の原因です。ただ、費用の差には明確な理由があります。何にいくらかかるのかを理解すれば、自院に必要な予算は自然と見えてきます。

費用の差は「ページ数」と「予約システムの有無」で決まる

同じ整骨院のホームページでも、25万円で済むケースと50万円かかるケースがあります。この差を生む要因は大きく2つ。ページ数と、予約システムを組み込むかどうかです。

5ページの基本構成なら25〜35万円が目安。ここにブログ機能やスタッフ紹介ページ、症状別ページを追加して10ページを超えると、35〜50万円の範囲に入ってきます。ページが増えればデザインとコーディングの工数が増えるので、費用が上がるのは当然です。

予約システム連携は5〜15万円上乗せ

Web予約の仕組みをホームページに組み込む場合、追加で5〜15万円程度かかります。外部の予約サービス(たとえばリザービアやしんきゅう予約など)と連携させる場合は5〜8万円。予約フォームをサイト内に独自構築する場合は10〜15万円が目安です。

LINE公式アカウントとの連携であれば、ボタンのリンク設置だけなので追加費用はほぼかかりません。「まずはLINEで予約を受け付ける」という選択は、初期費用を抑える方法として現実的です。

電話予約がメインで、Webからの予約はそこまで多くないという院であれば、初期段階では予約システムを入れずに、電話番号のタップ発信だけ設定しておくのも一つの判断です。(予約システムにお金をかけたけど、結局電話予約が9割という院も珍しくありません)

制作費用の内訳 — 何にいくらかかるのか

「ホームページ制作一式 40万円」と言われても、その中身が分からないと高いのか安いのか判断できません。一般的な整骨院サイト(5〜7ページ)の費用内訳を分解すると、おおよそこうなります。

ディレクション・設計で5〜8万円。ここにはヒアリング、ページ構成の設計、ワイヤーフレーム(ページのレイアウト案)の作成が含まれます。制作の土台を作る工程です。

デザインで8〜15万円。トップページのデザインが最も工数がかかり、下層ページはトップのデザインを踏襲するため1ページあたりの単価は下がります。オリジナルデザインかテンプレートベースかで、この部分の費用は大きく変わります。

コーディング・CMS構築で8〜12万円。デザインを実際にWebページとして動くように組み立てる作業です。WordPressなどのCMSを導入する場合はこの工程に含まれます。

写真撮影で3〜5万円。プロのカメラマンに院内撮影を依頼する場合の費用です。半日撮影で院内・外観・施術風景・スタッフ写真を一通り撮影できます。手持ちの写真で済ませる場合はこの費用はゼロになりますが、写真の質はサイト全体の印象を大きく左右します。

テスト・公開作業で2〜3万円。スマートフォン表示の確認、問い合わせフォームの動作テスト、本番環境への公開作業がここに入ります。

合計すると26〜43万円。ここに予約システムの連携や追加ページを加えると、40〜55万円程度になります。制作会社から見積もりを受け取ったら、この内訳と照らし合わせて確認してみてください。「一式」としか書かれていない見積もりは、何が含まれていて何が含まれていないのかを必ず質問すること。

月々のランニングコストは5,000円〜1万5,000円

ホームページは作って終わりではありません。公開後にかかる月々の費用も把握しておく必要があります。

サーバー代とドメイン代で月1,000〜2,000円。年払いだとサーバーが年間1万〜1万5,000円、ドメインが年間1,000〜3,000円程度です。

SSL証明書(サイトのセキュリティ対策)は、最近はサーバー契約に無料で含まれていることがほとんどなので、追加費用がかからないケースが多い。

保守・管理費用として月3,000〜1万円。WordPressのアップデート対応、セキュリティ対策、軽微な修正対応がこの範囲に含まれます。制作会社によって保守契約の内容は異なるので、「月額に何が含まれているのか」は契約前に確認してください。

合計すると月額5,000〜1万5,000円程度。年間で6〜18万円です。この費用を惜しんで保守契約を結ばずにいると、WordPressのバージョンが古いまま放置されてセキュリティ事故が起きたり、サイトが表示されなくなったときに対応してもらえなかったりします。保守費用は保険と同じで、何も起きなければ無駄に感じますが、何か起きたときに助けてくれるものです。

10万円以下の格安制作で失敗する整骨院は多い

「ホームページ制作5万円」「初期費用0円・月額9,800円」。こうしたサービスは確かに存在します。費用を抑えたい気持ちは分かりますが、格安制作で失敗する整骨院を何件も見てきました。

格安制作で省略されるのは、まずデザインのカスタマイズです。テンプレートに写真とテキストを入れ替えるだけなので、他の整骨院と見分けがつかないサイトになります。近隣の競合院と同じテンプレートだった、というケースも実際にあります。

次に省略されるのがSEOの設計。ページタイトルやメタディスクリプションの最適化、見出しの階層構造、ページの表示速度対策。これらが考慮されていないサイトは、「地域名+整骨院」で検索しても上位に表示されません。検索から見つけてもらえなければ、ホームページは存在しないのと同じです。

さらに、月額課金型のサービスでは解約時にサイトが消えるケースがあります。「初期費用0円」の代わりに月額を払い続ける契約で、3年間の総額を計算すると35万円を超えていた。しかも解約したらサイトは手元に残らない。こうなると、最初から25〜30万円で自社所有のサイトを作った方が圧倒的に得です。(月額課金型の契約書は、解約条件の部分だけでも必ず読んでください)

費用を抑えるなら最小構成で始めて後から足す

予算に限りがあるなら、最初から全部入りのサイトを作ろうとしないことです。5ページの基本構成で公開し、運用しながら必要なページを追加していく方が、無駄な投資を避けられます。

最小構成で必要なのは、トップページ、院長紹介、施術メニュー・料金、アクセス、問い合わせの5ページ。これだけあれば、整骨院のホームページとしては十分に機能します。この構成なら25〜30万円の予算感で収まるはずです。

ブログ機能は後から追加できます。症状別のページも、どの症状で来院する患者が多いか分かってから作った方が効果的です。「最初から20ページ作ったけど、半分は誰にも読まれていない」という状態になるより、5ページをしっかり作り込んで、反応を見ながら育てていく方が費用対効果は高い。

写真についても、最初は自分で撮影したものでスタートして、売上が安定してからプロのカメラマンに依頼するという段階的な投資で問題ありません。ただし、暗い写真や画質の粗い写真はむしろマイナスなので、スマートフォンで撮る場合でも自然光が入る時間帯に、院内を整えてから撮影してください。

最後に

整骨院のホームページ制作費用は25〜50万円が相場で、予約システムの有無やページ数で変動します。月々のランニングコストは5,000〜1万5,000円。格安制作は初期費用は安くても、検索で見つけてもらえない・解約したらサイトが消えるといったリスクがあります。

費用を抑えたいなら、5ページの最小構成から始めて後から育てる方法が現実的です。最初に全部入りのサイトを作るより、運用しながら必要な機能を追加していく方が無駄がありません。

サイシアでは、整骨院・治療院向けのホームページ制作を承っています。広告規制を踏まえた構成設計から、公開後の保守運用までワンストップで対応しています。費用感や制作の進め方が気になる方は、こちらからお気軽にご相談ください。

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