「地域名+美容室」で検索上位を取る方法
美容室・エステ・ネイルサロンが「地域名+業種」の検索で自社サイトを上位に表示させる方法を解説。メニュー別ページの作り方、駅名の使い分け、ポータルサイトと競合しない立ち位置の作り方まで整理します。

サロン探しの検索は「地域名+業種」にほぼ集約される
美容室やサロンを探している人が使う言葉は、驚くほど単純です。「渋谷 美容室」「川崎 まつげパーマ」「大宮 エステ」。地域名と業種、あるいは地域名とメニュー名の組み合わせがほとんどです。
「髪 まとまらない 原因」のような悩み系のキーワードで記事を書いているサロンもありますが、上位を取っても来店にはつながりにくいです。読んでいるのは全国の人で、そのサロンの商圏にいる可能性は低いからです。
狙うべきは商圏の中にいる人が使う言葉です。地域名を含む検索で見つけてもらうことが、サロンのSEOの目的になります。
なお、この検索の上部にはGoogleマップの枠が出ます。そちらの対策は美容サロンの集客はGoogleマップからにまとめているので、あわせて進めるのが前提です。この記事では、その下に表示される自然検索の枠を扱います。
ホットペッパーと同じ土俵で戦わない
「地域名+美容室」で検索すると、上位はホットペッパービューティーや楽天ビューティなどのポータルサイトが占めています。ここに個店のサイトが正面から割って入るのは、現実的ではありません。
勝ち目があるのは、もう少し絞られた検索です。「地域名+メニュー名」「地域名+こだわり」の組み合わせなら、ポータルの一覧ページより自社サイトのほうが情報が具体的で、上位に出る余地があります。
- 地域名+縮毛矯正
- 地域名+白髪染め ヘナ
- 地域名+メンズ カット
- 地域名+まつげパーマ
- 地域名+ブライダルヘア
- 地域名+個室 サロン
こうしたキーワードは検索する人の数こそ少ないですが、探している内容がはっきりしているぶん、来店につながる率が高いです。
メニューごとにページを分けると入口が増える
トップページ1枚ですべての検索を受け止めるのは無理があります。メニューごとにページを分けるのが基本です。
カット、カラー、パーマ、縮毛矯正、トリートメント、ヘッドスパ。サロンによっては、まつげ、ネイル、フェイシャル、痩身。それぞれを独立したページにして、施術の内容、所要時間、料金、どんな人に向いているか、施術の流れまで書きます。
1ページに全メニューを並べると弱くなる
料金表という1枚のページにすべてを並べているサロンは多いですが、これだとどの検索にも中途半端にしか対応できません。メニューごとにページを分けたうえで、料金表のページはそれぞれへのリンク集として使うほうが機能します。
1ページあたり1,200字前後の分量があれば十分です。施術前後の注意点や、持ちの目安、どのくらいの頻度で通うのがいいかまで書くと、内容としても厚くなります。
駅名と地域名は両方入れておく
サロン探しでは、市区町村名より駅名で検索されることが多いです。「中野 美容室」より「中野駅 美容室」、あるいは「中野 美容室 徒歩」といった形です。
サイトの中には、市区町村名と最寄り駅名の両方を入れておきます。入れる場所はページのタイトル、トップページの冒頭文、アクセスページの3か所で足ります。同じ言葉を本文中に何度も繰り返すのは逆効果です。
複数路線が使える立地は書いておく
最寄り駅が1つでも、隣接する駅から歩ける立地なら、その駅名も書いておくと拾える検索が増えます。「〇〇駅から徒歩3分、△△駅からも徒歩8分」という書き方です。
ただし、実際には歩けない距離の駅名を並べるのは避けたほうがいいです。来店したお客さまが「遠かった」と感じるだけで、リピートにはつながりません。
写真とスタイル事例がそのまま検索対策になる
サロンのサイトで最も更新しやすく、SEOにも効くのがスタイル事例です。施術後の写真に、メニュー名、髪の長さ、施術時間、料金、担当スタッフを添えて掲載していきます。
事例が増えるほど、サイト全体の情報量が増え、検索でも見つけてもらいやすくなります。しかも事例は日々の施術から生まれるので、ブログ記事を書くより負担が軽いです。
Instagramに投稿しているサロンなら、その内容をそのままサイトにも載せる形で構いません。ただし、Instagramの埋め込みだけにするのは避けたほうがいいです。埋め込み表示の中身は検索エンジンに読み取られにくいため、写真と説明文をサイト側にも置いておくのが確実です。
口コミサイトへの依存度を下げるには時間がかかる
自社サイトからの集客が育つまでには、半年から1年かかります。ポータルの掲載をいきなりやめるのは危険です。
現実的な進め方は、ポータルからの新規客を受け止めつつ、2回目以降の来店を自社サイトやLINEに寄せていくことです。自社サイト経由の予約が全体の2割を超えたあたりから、ポータルのプランを1段階下げる判断ができるようになります。
ポータル依存からの切り替え方については、ホットペッパー依存から抜け出す方法で詳しく扱っています。
エステ・痩身系は表現の規制に注意する
ヘアサロンと違い、エステや痩身、美容機器を使うメニューは、効果をうたう表現に規制がかかります。「痩せます」「シミが消えます」といった書き方はできません。
施術前後の写真を並べる場合も、効果を保証する見せ方は避け、個人差がある旨を明記します。医薬品や医療機器ではない施術で効果効能をうたう広告は規制の対象になります(出典 厚生労働省 医薬品等の広告規制について)。
書けることは十分あります。使用している機材の名称、施術の手順、所要時間、通う頻度の目安。事実ベースの情報なら制限を受けませんし、初めての人が知りたいのもそちらです。
最後に
サロンの地域名SEOは、メニューごとにページを分けて、駅名と地域名を自然に入れる。基本はこれだけです。ポータルと同じキーワードで正面から戦うより、絞られた検索を取りにいくほうが現実的です。
スタイル事例の蓄積は、日々の施術から生まれる資産です。ブログを無理に書くより、事例を丁寧に載せ続けるほうが結果につながります。
サイシアでは、サロンの規模やメニュー構成に合わせた検索対策を支援しています。ポータルとの併用の進め方も含めて対応していますので、お気軽にご相談ください。
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